こころに春を呼ぶお酒「宮寒梅」
合名会社寒梅酒造

ABOUT 会社紹介

「こころに春をよぶお酒」。 志すは「一杯で旨い酒」宮寒梅

・設立・・・「岩﨑酒造」として大正7年5月、初代 岩﨑碩次郎が創立。昭和18年には戦時下における米不足のため一度休蔵に追い込まれたものの、昭和32年1月5日に「合名会社 寒梅酒造」(以下、当蔵)として2代目 岩﨑静思が再建し、現在に至る。現代表は5代目である。 ・業歴・・・「こころに春をよぶお酒」を理念に、自社田で栽培した酒米で日本酒造りを行う。米づくりから醸造まですべて行い、手作業にこだわった顔の見える日本酒造りを大切にしている。代表銘柄は『宮寒梅』。「一杯で旨い酒」をコンセプトとして、咲き満ちるあでやかな香り、奥深い米の旨味と爽快なキレ、ふと目を閉じて味わいたくなる。それは「一杯のご馳走」を目指し醸造している。 経営理念 こころに春をよぶお酒 蔵元・生産者・お客様の価値を見出し、皆の心を幸せにしていく。 自由でみずみずしい発想を原動力に、すばらしい夢と感動、ひととしての喜び、そしてやすらぎを提供します。 「仲間」→「お客様」→「地域社会」→「次世代」に「こころに春を!」 元気の種を蒔いていこう! 一. 寒梅酒造は 社員とその家族の安定した幸せな生活を実現し物心共に活力に満ちあふれた 皆が集う大切な場所になることを目指します 二. そのために 運命共同体の同士である社員一丸となり 努力精進し成長いたします 三. そして お客様が感動する商品・サービスの提供を通じて 社会や地域の発展・繁栄に貢献します 私たち寒梅酒造は3つの誓いがスパイラルを描き発展していくことを 経営理念=会社の存在目的に掲げます 経営方針・ビジョン 1. 常にお客様のために商品も人も「最高・本物」を考え続ける。 ・「この会社に出会えて良かった」と言える、誇り高い蔵元を目指します。 2. 生産者・地域社会の発展のためにお米を買い続ける。 ・安定した就農、収益、地域発展のために出来ることを精一杯努めます。 ・利益ある成長と貢献を行います 3. 常に自社の商品に疑問(品質・ラインナップ・提供)を持ち続け、価値を考え続ける。 ・安全・安心を追求し進化し続け、常に「1番」の商品をお届けできる蔵元を目指します。 ・独創的で質の高い価値の提供を目指します。 4.寒梅酒造に取り巻く人たちの幸福を追求し続ける。 ・人や地域への繋がりが深い組織を目指し、日々無償の愛と幸せを感じることができる蔵元にします

BUSINESS 事業内容

寒梅酒造に取り巻く人たちの幸福を追求し続けています

まるで一杯の祝福。そんなお酒がつくれたらと醸しています
〈事業内容〉 当蔵は、宮城県内では唯一、醸造に使用する酒米を全量宮城県産米としており、また会長自ら酒米栽培を行っている。これは、全国的にも珍しい。醸造に使用している酒米全体の2割程度が自社栽培米、その他は全量直接農家と契約し当蔵の使用基準に準じた栽培方法で作付けを行ってもらい買付を行っている。全量純米酒蔵として、酒米栽培から醸造まで一貫して造り手の見える酒造りにこだわり、丁寧な酒造りを心がけている。2011年3月11日発生した東日本大震災において、仕込蔵が全壊判定を受け、出荷間近の清酒3,000本も破損、搾り間近の醪タンクも2本が流出し甚大な被害を受けた。廃業も頭をよぎったが、全国のファンや同業者等からの支援を受け多額の負債を抱えながらも蔵を再建し、2013年12月には仕込みを再開した。それと同時に、蔵の方針を見直し、商品の集約を行った。それまで醸造していた普通酒や本醸造等の清酒は廃止し、醸造用アルコールを添加せず全量純米酒のみ(米と水のみの醸造)に一新した。また、2015年12月より、ANA国際線ファーストクラス及びビジネスクラスの提供酒に採用された。2019年よりシンガポール空港のスイートクラス、ファーストクラス、ビジネスクラスに宮寒梅が使用採用され現在も継続中である。それと同時に、アジア圏(香港・台湾・シンガポール・韓国)に輸出も行ってきた。2020年にはコロナ禍でアルコールの品薄状況が続いていたことから、製造設備等を活用し、消毒用エタノール代替品(MIYAClean78)を開発。大崎市内の小中学校全クラス、熊本県の豪雨被災地、施設団体への無償提供も行った。 ①原料に対するこだわり 全量自社栽培米及び宮城県内の農家と直接契約をして仕入れを行う宮城県米にこだわり、安心安全を確立している。また、酒米から醸造まで一貫して造り手の見える酒造りを公表しており、生産者の顔が見える造りを行っている。 ②製法のこだわり 当蔵で製造される清酒の全量が、純米醸造酒(純米酒、純米吟醸酒など醸造用アルコールを添加しない製法で造られた清酒)であり、その製造で培った原料処理、製麹、もろみ管理の高度な技術により、先般の全国新酒鑑評会でも「宮寒梅 EXTRACLASS 純米大吟醸 醇麗純香」が4年連続金賞受賞している
地域とともに成長していく~寒梅酒造のSDGs~
〈地域連携〉 当蔵が所在する大崎市や地域企業とともに連携を行い、観光誘致や商品開発、システム構築、子ども教育の活性化を積極的に行っている。2020年度はその功績が称えられ経済産業省より「はばたく中小企業・小規模事業者300社」、大崎市より「宝の都(くに)・活性化貢献賞」を授与された。 ○寒梅酒造のSDGs宣言○ 事業を通じたサステナビリティを実現します。寒梅酒造の事業を通じて、持続可能な社会の発展に貢献し、地球の環境を壊さず、資源も使いすぎず、未来の世代も美しい地球で平和に豊かに、ずっと生活をし続けていける社会をつくります。 飢餓をゼロに ●無添加、無着色商品の開発、販売。 すべての人に健康と福祉を ●循環型農業で栽培した酒米の使用。 ●使用農薬量削減の取り組み。 質の高い教育をみんなに ●見学会の開催、蔵での日本酒文化、歴史を学ぶイベントの開催。 ●技術的、職業的スキル向上への取り組み。 ●持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイルの推進。 ジェンダー平等を実現しよう ●女性の積極的な採用やリーダーへの起用。賃金の平等。 働きがいも経済成長も ●地元国産材料を使用した高付加価値商品の販売。 ●生産技術向上への取り組みや商品の高付加価値により経済生産性を上げる取り組み。 ●価格を下げずに価値を上げていくブランド商品の戦略、開発、販売。 産業と技術革新基盤をつくろう ●持続可能な産業の促進。 ●資源利用効率の向上、環境に配慮した技術の導入。 住み続けられるまちづくりを ●蔵を解放し地域の方々を対象としたイベントの開催。 ●子どもたちの育成や地域の活性化を目的とした支援やイベント開催。 ●清酒製造のIoT化を行い、労働環境の改善や人材不足の解決につなげる。 つくる責任つかう責任 ●天然資源の持続可能な利用。 ●国内の政策や優先順位に従った持続可能な公共調達の慣行。 ●商品関連のゴミを減らす工夫。職場で出すゴミの削減への取り組み。 パートナーシップで目標を達成しよう ●県内食品産業全体での価値創造を目指し、同業他社とと共同組織を構築。適切な原材料調達の体制を構築しています。